介護ロボット普及事業

掲載日:2018.10.04

 皆さん、こんにちは。ブログ部長でございます。今回は、介護ロボット普及推進事業無償貸与でお借りしている「離床アシストロボット リショーネPlus」を紹介します。ブログの提供いただいた看護部長(*^^*)、それでは、よろしくお願いいたします(^o^)/

 『臥床の多い利用者さんの行動範囲の拡大と職員の腰痛防止に介護ロボットが活躍中!』

 介護ロボット「リショーネPius(プラス)」を認知症専門棟で試用して1ヶ月が過ぎましたので、ご紹介します。まずは、離床アシストロボット「リショーネPius」はどういうロボットか説明します。一言で言うと、臥床時はベットのまま、起きるときには車椅子に変身する優れもののベットです。

 見た目は従来の電動ベットと変わりありませんが、シンプルで高級感があります。ベットから車椅子に変身したいときにリモコンを操作すると、ベットが縦に2つに分離し、分離されたほうがギャッチアップできる車椅子に変身します。

 これにより、利用者さんは臥床したままで安全に車椅子に移乗できるようになります。職員は腰への負担、利用者さんのけがや転落について心理的負担が軽減します。

 これまで、利用者さんをベットから車椅子へ移乗するときは抱えて車椅子に移乗するのが普通でした。「リショーネPius」を試用始めた当初は慣れていないためか、腰痛などの負担が軽減されている実感はありませんでした。しかし1ヶ月が過ぎ、今は安全・安楽に移乗操作ができるようになりました。

 利用者さんは以前のように身体をこわばらせたりすることもなく、快適そうに見えます。今は、女性利用者さんの食事時に大活躍しています。

 今後、このような介護ロボットを活用し、利用者さんの行動範囲を広げたり、職員の労働環境の改善にも大いに期待できると思います。