職員の質の向上と定着をめざして ~キャリアパスレベル認定について~

掲載日:2021.10.15

皆さん、こんにちは。
朝晩寒くなりましたが、皆様お変わりありませんでしょうか?今週ブログを担当します恵夢です。
今回は令和3年4月より、人材育成の一環として取り組みを始めました法人独自のキャリアパスレベル認定について、アセッサー(評価者)より紹介してもらいます。
では、よろしくお願いします。

当法人では令和3年4月より、介護職員を対象とし「キャリアパスレベル認定」という法人独自のシステムを作成しました。このシステムを作成するにあたり、2人の「アセッサー」を育成しました。「アセッサー」とは国で定められた介護職員のキャリアアップを推進し評価する人を言います。
この2人の職員を中心に独自の技術レベル(1等級~5等級)を決め、4月から介護職員にレベル認定にチャレンジしてもらい、技術の評価と見直しを行いました。また、評価の結果、未達成項目があるとその都度アセッサーが指導・確認し、職員は再度チャレンジに臨みます。
今年度はレベル2等級‐1を行いました。レベル2等級‐1は介護職員の基本です。介護職員の基本である接遇と健康面について看護部長と面談を行いました。
実技では感染予防対策として、マスクの脱着・手洗い、血圧や体温測定を実際に行いました。

私たちはこのキャリアパスレベル認定を実施する事で職員の技術の向上と定着を図り、スキルアップにつながると考えています。職員も日々頑張ってレベル認定に向けて勉強してくれています。スタート当初はアセッサーもお互いに評価の仕方を確認し合い、問題があるとその都度話し合いを行いました。
今年4月からスタートし10月現在では8割の職員が終了しています。
合格した職員からは「技術の再確認ができて良い」「勉強になりました」と前向きな声が聞かれています。

来年4月からは次のレベルへチャレンジしていきますが、職員は利用者様個々に合った技術の応用と豊富な経験を生かし、満足していただける介護技術・接遇を提供できるように頑張っていきますので、皆様よろしくお願いします。

令和3年9月30日をもちまして緊急事態宣言が終了しましたが、まだまだ新型コロナウイルス感染の報道を耳にします。今以上に感染予防に気を付けながら、ご家族様と利用者様が笑顔で面会できる日を心待ちにしております。